ファインケミカル事業

独自技術を進化させ、産業・社会の発展をリード

北興化学工業のファインケミカル事業

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ファインケミカル事業グループでは、創業以来50年以上にわたる有機金属化合物の合成技術と経験に基づき、グリニャール反応(Grignard Reaction)をキーテクノロジーとして、OXOプロセス、医薬合成、有機EL(OLED)原料合成などの幅広い分野の有機合成に使用される触媒配位子(ホスフィンリガンド)、半導体封止材用途で代表されるエポキシ樹脂の硬化促進助剤、フォトレジスト用原料として使用されるスチレン系機能性モノマー、医薬中間体用原料など、数多くのファインケミカル製品を開発し、産業社会に幅広く貢献しています。
またTTBuP®(トリ-tert-ブチルホスフィン)で代表される各種ホスフィンリガンドを工業レベルで品揃えし、鈴木・宮浦反応、薗頭反応、根岸反応などのカップリング反応、アミノ化反応に活用できるようにしています。酸化セリウムの表面を高分子膜で覆った、有機無機ハイブリッドのコアシェル型セリアナノ粒子の開発も進めており、ナノテクロノジー分野でも積極的に取り組んでいます。
ファインケミカル事業グループでは今後更に多くの新製品創生に努力し、また自社ホスフィンリガンドと合成技術を融合した受託ビジネスを展開し、活躍エリアを広げていく考えです。

ファインケミカル事業をより詳しく知りたい方は

ファインケミカル事業紹介PDF